北京18

北京オリンピックの熱戦が続いていますが、どーせならマラソンコースに万里の長城を入れてみたら面白かったのではと思います。実現すれば相当過酷なレースになっていたでしょう。けど、想像すると万里の長城を走るオリンピック選手という組み合わせはアンバランスなところが妙に合っていたかもしれません。まー、路面の状態などから絶対に実現不可能ですがね。
ところで、一昔前まで中国のトイレといえば戸が無いということで世界的に有名でした。しかし、ぼくが2度目に北京を訪れた2年前には都市化が非常に進んでいたためそんなトイレは無いだろうと思っていました。実際、北京の中心地にはありませんでした。しかし、戸の無いトイレまだあったのです。どこかというと万里の長城(八達嶺)の駐車場です。万里の長城を見学し、駐車場に戻ったぼくはバスに乗る前にトイレに行こうと思い、トイレを探して見つけ入りました。入ったときは「何かこのトイレ普通とは違うな」という感じがしたのですが、何が違うかはよく分かりませんでした。しかし、中をよく見回すとおっさんがしゃがんでました。「わー、このトイレは戸が無い」と初めて気づきました。まだこんなトイレがあるのかと変な意味で関心させられました。八達嶺といえば世界的な観光地ですが、郊外のため近代化が遅れたのかもしれません。おそらく、今は戸のあるトイレに変わっていると思います。
戸の無いトイレに古き良き中国を見たような気がしました。
北京17

オリンピックが始まる前にテレビで中国人は昔はバスに乗ったり、店で物を買ったりするときに列を作り前から順に行うということをしない、皆割り込みで行っていたが、現在は改善されきちんと列を作り前から順に行うということを放送していました。
この列を作り前から順に行うという日本では当たり前のことが昔の中国では当たり前ではなかったのです。実際私が初めて中国に行った95年当時は駅で切符を買う際順番に並ぶよう柵ができていても私の後ろの中国人は私の肩越しにお金を手に持って窓口に出してくる有様な上、駅員も全く注意せず割り込みの人に先に販売するなどの行為を平気でするという日本では考えられない光景が見られました。北京の地下鉄も切符売り場に人が無秩序に集まってきて割り込みをしないと何も買えないという有様でした。
私のイメージでは割り込まないと何も買えない国だった中国もオリンピックを機に国際化が進み、きちんと前から並んで順番に物を買う・乗り物に乗るということが当たり前になってきているようです。
北京14

昨日北京ではオリンピックに向けて、地下鉄の新しい路線が開通したとのことです。その中には空港と市街地を結ぶ路線も含まれているそうです。ぼくは北京に二度行ったことがありますが、最初は1995年末でした。当時は空港の到着ロビーを出るとすぐにぼったくりのタクシーの客引きが大勢しつこく声をかけてきて正式なタクシーやバス乗り場を探している余裕もないという状況でした。その中でぼくは分かっていながらついぼったくりタクシーに乗ってしまい法外な運賃を払ってしまった思い出があります。地下鉄の開業でぼったくりタクシーは完全に絶滅するでしょう。
思えば95年当時は地下鉄も1号線と2号線しかなく、運賃も一律0.5元でした。それが今は2元になり空港線にいたっては25元(約400円)だそうです。為替レートも95年は1元が約11円でしたが、現在は15円位になっています。
便利になるのは良いことですが、日本と違い不便でなんとなくごみごみしているけど物価は日本より無茶苦茶安い昔の中国が懐かしくもあります。
史上初!地下鉄3路線が同時開業―北京市



